チョークアートとは?


チョークアートとは、1990年にオーストラリア人女性アーティスト、モニーク・キャノンが、カフェ看板やメニューボードを描くために考案した現代アートです。特殊な黒板に、オイルパステルで色を重ねながら描き、指で伸ばしながら立体感を表現します。遠くからでも目を引く色鮮やかな発色が特徴です。 

モニークのチョークアートが飾られているカフェにて
モニークのチョークアートが飾られているカフェにて

オイルパステルの特徴


クレパスに似た特殊なオイルの混ざったパステルは、普通のパステルやチョーク、マーカーよりも発色が良いのが特徴です。ブラックボードに色を重ねて指でぼかしながら濃淡をつけ、立体感を出していきます。子供から大人まで、幅広い年齢層の方から喜ばれています。学校でよく見るスクールチョークとは違い、消えることは無く、終段階で加工を施していますので、室内であれば半永久的に飾ることが出来ます。

近年日本でも、カフェのカラフルなメニューボードとして登場し、独特な色使いと存在感で注目を集め、現在ではメニューボードをはじめ、看板やウェルカムボードなど、様々な所で見かけるようになりました。

 

モニークが手掛けたメニューボード
モニークが手掛けたメニューボード